それぞれ仕様が異なる個性豊かなカート達
インターネットで物を買う事を当たり前に行う方も多くなってきました。スマートフォンを使って気軽にネットで調べて、なんなら購入者のレビューを見たり、youtubeなどで紹介動画を見たり・・・
SNSで見かけて欲しくなったり・・・
気に入ったらそのままネットショップで購入!!という事も増えたように思います。
インターネットショップには、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどがありますね。
他にもテレビCMでも見かけるBASEや、Shopify、カラーミーショップなどを使ってインターネットショップを作る方も多くいらっしゃいます。
ありがたい事に、弊社では楽天、Yahoo!、カラーミーショップ、BASE、Shopifyの制作依頼を頂いております。
どれも商品を売買するという根本的な機能は同じです。
ものによっては、アプリ内から商品を検索して購入に繋がったり、ショップの管理がアプリを使ってできたりします。
Facebookやinstagramと連携させて商品販売ができるものもあります。
ネットショップを構築していくと、それぞれで送料設定にクセがあったり、ショップの見た目を変更するなどのカスタマイズ性に違いがある事に気がつきます。
それぞれで異なる送料設定
多くのショップが配送地域、商品重量による配送料設定ができるようになっています。届け先までの距離はもちろん、荷物の大きさや重量によって必要となる送料が変わってきますので、商品毎に重量を設定して、必要な費用を算出できます。
また、何円以上の購入で配送料を無料にする機能がある場合がほとんどです。
ですがこの配送料の設定について、それぞれの仕組みで仕様が異なるので、導入の際には一度考えてみるといいかもしれません。
楽天は大きく分けて3パターン
1.全国一律料金2.地域別
3.地域と購入料金(または商品数・サイズや重量)
以上の3パターンから選んで設定できます。
クール便やメール便、大型宅配便などの配送方法別に設定する事ができます。
Yahoo!ショップの場合は大きく分けて7パターン
1.全国一律送料2.都道府県別送料
3.重さ別送料
4.個数別送料
5.注文金額別送料
6.比例重量別送料
7.都道府県別送料と上記3~6のどれか
以上の7パターンから選んで設定できます。
6番目の比例重量別とは、基準となる重量を任意で設定して、配送金額を割り出す方法です。
2kgで送料100円なら、4kgでは送料200円、3kgでは送料300円といった具合に、重量に比例して送料が割り出される仕組みです。
7番目は都道府県別送料と、それぞれの条件を利用した合わせ技です。
送料設定は複数を作ることができます。
また、ヤマトや佐川といった配送方法を作成して、それぞれの配送方法に送料を紐づけて利用する事によって、利用する配送方法によって送料が変わってしまう場合でも対応可能です。
カラーミーショップの場合は4パターン
1.全国一律2.注文金額にて設定(地域別設定なし)
3.送付先にて設定
4.商品重量を基準に設定(地域別設定ができる)
以上の4パターンから選んで設定できます。
送料はいくつも作成することができ、商品毎にどの送料を使わないのか選択できます。
BASEの場合
ひとつの商品に対する配送料を設定できます。また、配送料を設定しない事もできます。
これだけでは何かと不便ですが、大丈夫!
別途で送料詳細設定アプリを導入する事で、様々なパターンにも対応できます。しかもアプリの導入は無料です。
送料詳細設定アプリでは、全国一律または地域別に設定を作ることができます。
ただし重量別の設定はありません。
その代わり、配送料はいくつも設定を作ることができるので、商品毎にどの配送料を利用するのかを選択して利用する事ができます。
例えば60サイズ用、80サイズ用と送料を用意して、それぞれにあてはめていくような利用になるかと思います。
BASEはアプリの利用が必須となる場合が多そうですね。
Shopifyの場合は2パターン
1.独自料金を設定2.配送業者やアプリを使って計算
独自料金を設定する場合、重量または注文額事に料金を作成できます。
例えば重量の場合、3kg~10kgといった対応する重量の範囲を設定して、価格を入力していきます。
金額の場合は1,000円から10.000円までといった具合です。
ネットショップの運営に送料は切り離せない悩みどころ
実体のある商品を販売する場合、どうしても送る手段が必要です。商品を送るには配送コストがどうしてもかかるので、送料の設定は悩みどころです。
よほど特殊な事がない限り、どの仕組みを使ってネットショップを初めても、しっかりとした対応ができるはずです。
ですが、もしかすると販売したいと思っている商品に合わない場合もあるかもしれないので、販売したい商品を送る場合、送料設定はできるだろうか?という観点からも何を利用するのかを考えてみるのもいいかもしれませんね。
どうしても利用したいネットショップがあって、自身の思っていた配送と違う場合は、送料設定に合わせた商品展開を考えてみることも一つの方法かもしれません。
複数利用の場合、送料設定に注意
弊社でよくあるパターンなのですが、Yahoo!を作って、しばらくしてBASEを利用したい!といったように、複数のネットショップをお持ちになるケースがあります。本当にありがたい事です。
その時に最初に作ったネットショップと同じ送料にしたい!と考える方が多いと思うのですが、ネットショップが違うと同じ設定を作ることが難しくなる事もあります。
そういった時には何か手段を考えなければならないので、あらかじめ仕様を調べておきましょう。
ネットショップ制作のご相談はアテンドへ
弊社ではネットショップの作成を承っております。楽天やYahoo!、BASE、Shopify、カラーミーショップといったものから、自社専用のECサイトの制作も可能です。
ご興味がありましたら、ぜひご相談ください。