自身の情報を発信できるWEBサイトというメディアを活用しよう
ここ数年でSDGsという言葉を聞いたり、目標を表すカラフルなアイコンを見かける事が多くなりました。それに伴い、弊社でもお客様のWebサイトへどういった取り組みを行っているのか、これからどのように取り組んでいくのかを案内するページ制作をご依頼いただく事例が増えています。
というのもSDGsへの取り組みについて企業からの情報発信や、進捗を定期的に発信する事が求められているからです。
情報発信を行うにあたって、自社のWebサイトを利用する事で情報の発信元を明確にする事ができます。
またSDGs関連の情報と自社の事業内容を絡めて、検索エンジンからの流入や、自社のWebサイトを見てもらう時のアピールポイントとなります。
SDGsとは2030年に達成すべき世界で共通する17の目標
SDGsとは”Sustainable Development Goals”……日本語にすると”持続可能な開発目標”という意味です。
なんだか難しそうですが、これから先に”こうなったらいいよね”という理想を実現する為に、何をしたらいいのだろう?どんな新しい事をに挑戦したらいいのだろう?と考えて実行する為の指標の事です。
漠然と”新しい事に取り組もう”とか”問題を解決しよう”と思っても、一体何に着手したらいいのか、社会ではどんな事が問題になっているのか、何を達成できるようになったらいいのか、という具体的な内容がわかりにくいので、なかなか行動ができません。そこでSDGsで設定されている項目の出番です。
SDGsは2030年には達成すべき17項目が設定されています。項目は以下の通りです。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
どんな事が問題とされているのか、改善や維持すべきなのかが明確になる事で、実際にどういう行動や変化を起こしたら実現できるのかを考えるきっかけとなります。
多くの方が注目しているSDGs
こうしたSDGsに関する各企業の取り組みには投資家だけでなく、消費者も注目しています。学校の授業にSDGs関連の内容が盛り込まれているなど、とても身近なところでSDGsへの関心が高まっている事が感じられます。
SDGsはビジネスチャンスにもつながる
SDGsバッジを身に着けた社員を見かけたり、ニュースなどで取り上げられたりと、SDGsに取り組む企業が増えていると思っている方も多い事でしょう。どうしてSDGsに取り組む企業が増えているのでしょうか?
それはSDGsの取り組みが企業の価値を上げ、ビジネスチャンスにつながるからです。
SDGsに取り組む3つのメリット
実際にSDGsに取り組む事でどんなメリットがあるのでしょうか。例えば1つめに”企業イメージの向上”が挙げられます。
社会全体にSDGsに対する考え方や関心が浸透しつつあります。更にSDGsへの関心が高まれば、目的意識を持って実践しているという事や、SDGsの活動を通じて新しい事に取り組んでいる姿勢が、企業のイメージ向上につながります。
企業イメージが高まれば、消費者が商品を選ぶ時にイメージの良い方を選んだり、求人を出した際にもイメージの良い求人に応募したくなるものです。
2つめにSDGsへの取り組みは、”企業の生存戦略”となります。
SDGsは関心が高まりつつあるので、今後SDGsに取り組む企業が増えていく事が想像されます。
もしSDGsへの関心が高い企業が、新たな取引先として複数社から数社を選ぶ際、「SDGsに積極的な企業」と「SDGsに無関心な企業」のどちらを選ぶでしょうか?
恐らく「SDGsに積極的な企業」の方を選びたくなるはずです。
SDGsに関心があって取り組んでいるのに、SDGsに取り組んでいない企業と取引を行う事は、自身の取り組みに反する場合も出てくるからです。
実際にSDGsに配慮した活動を行っているのかを確認したり、投資や融資を行う際に注視されるなどの動きが出ていたりもします。
そして3つめ、SDGsに取り組む事で”新たな繋がりが生まれ、事業機会ができる”といった事も予想されます。
企業だけでなく、行政や教育機関などの様々な機関がSDGsに取り組むようになっています。
自身もSDGsに取り組む事で、彼らと同じ課題を持つ事になり、これまで関わりのなかった繋がりが生まれ、新たな事業が生まれたり、市場を見つけるきっかけとなるかもしれません。
実際に弊社のお客様でもSDGsへの取り組みを発信した事で、学校の社会科見学に選ばれたり、新聞の取材が来たといった事例もあります。
実態の伴った活動内容を公表しよう
SDGsに対する考え方が浸透し、取り組みの中身を吟味しようという動きも見られます。実際には本気で取り組んでいないのに、あたかも取り組んでいるかのように見せる事を”SDGsウォッシュ”といいます。
ウオッシュは英語でwash。
この言葉には、うわべだけ、体裁を取り繕うというような意味があります。
SDGsに真剣に取り組んでいるのか、いないのかは他者が取り組みを見て判断する事です。
他者からどう見えるのかを考えた活動の決定や、状況の確認と修正、正確な情報の発信が必要です。
せっかくSDGsに取り組むなら、良い印象となるように、企業や社会にとって良い影響となるように考える事が大切です。
自社のWEBサイトにSDGsの取り組みを発信するページを作りませんか?
SDGsへの取り組みについて、活動状況を発信しなければ周囲の人からは分かりません。一体どういう活動をしているのか、どの項目を達成しようとしているのかという具体的な内容を発信し、認知してもらう必要があります。
情報を発信する手段としてSNSを活用するのも良い方法ですが、様々な情報が扱われているのですぐに埋もれてしまいます。
ですが自社のWEBサイトなら自身の情報だけを発信できるので、埋もれてしまう心配はありません。
多くの情報で溢れる現代において、独自のメディアとしてホームページを持ち、確かで役立つ情報を扱う事はとても重要です。
SDGsへの取り組みを行う際に、活動内容や状況を発信する専用ページをひとつ作ってみませんか?
ぜひご相談ください。