サブスクや定期購入で商品を販売しよう
ここ数年で“サブスク”（サブスクリプション）というサービスをよく見聞きするようになりました。月間料金や年会費などを支払うと、契約期間中はサービスを受けられるというものですね。
私が“サブスク”でよく目にするのは、映画やドラマ、アニメといった動画配信サービスや、音楽の配信サービスです。
これらのサービスに加入しているよー！という方も多いのではないでしょうか。
これらの他にも、デザインなどを行う際に利用するAdobe製品も、サブスクになりました。
そのおかげでソフトのアップグレードが行われても、買いなおす必要も、再インストールの必要もなく、インターネット回線を通じて更新をする事で、いつでも最新の状態を利用する事ができます。便利！！
単月利用もできるので、決まった時にしか使わないよーという方でも、気軽に使えるようになりました。
またサブスクと似たようなサービスで“定期購入”が以前からありますね。
一定の周期で決まった商品を自動で購入するサービスを定期購入といいます。
毎日消費する日用品を定期購入すると、買い忘れを防止できて便利です。
サブスクや定期購入を導入するメリット
・継続的に売上を期待できる・利用者の傾向を分析して、サービスに反映できる
サービスを継続利用してもらえると、利用者の購入状況や頻度といったデータを蓄積できます。
そこから利用者のニーズを読み取って、なかなか聞こえてこない利用者の本音が見えてくることもあるでしょう。
その情報を元にサービスへ反映させて改善につなげたり、メルマガ配信の時に「この商品（サービス）を利用している方には商品も勧めてみよう！」といったように活用する事で、利用者により良い商品（サービス）を提案する事ができます。
代金支払いの仕組みに注意
定期的に料金が発生するので、どうやって代金を支払うのか？という支払システムが問題になります。利用者としては、支払いが上手くできていなかったから商品が送られてこない！という事は避けたいもの……
なので一般的にはクレジットカード決済が利用されています。振込だと入金を忘れるという危険性がありますからね。
様々な決済サービスでは支払いの仕組みをサポートされているので、利用も安心です。
サブスクと定期購入の違いはあるの？
“サブスク”と“定期購入”……どちらも一定の周期で代金を支払い、サービスを受けられるという大きな括りではソックリです。
何か違いはあるのでしょうか
それぞれのサービスについて、簡単にまとめると
サブスクは特定のサービスや商品を利用する“権利を購入している”
定期購入は購入者が自身で選んだ“商品を定期的に購入”している
といった内容になります。
サブスクは、お店が選んだ商品（映像作品や楽曲）から何を利用するのかを選んで利用します。
購入しなければ触れる事の出来なかった商品や、購入者が知らない商品も選ぶことができるというメリットがあります。
定期購入は、購入者が商品を選んで購入します。
毎日消費するような飲料水や化粧品、トイレットペーパーなどに適しているといえます。
サブスクとは使い放題なデジタルコンテンツのことではない
“定期購入”は商品を定期的にお届けするサービスですので、わかりやすいです。でも“サブスク”は少しイメージしづらいかもしれません。
“サブスク”と聞くと、使い放題を連想するサービスが多くあります。
ですが、使い放題である事がサブスクの条件ではありません。
デジタルコンテンツを配信する、動画や音楽配信サービスの「見放題」や「聴き放題」では、無制限に利用できるタイプが多くあります。
ですが洋服のレンタルでは「月〇着まで」とか、スポーツジムでは「平日の昼間だけ」といったように、回数や量を制限するプランもあります。
どういった方法で定額でサービス提供できるか考えるヒントになります。
デジタルコンテンツの利用にばかり目が向きますが、物を扱うサブスクも探すと幾つもでてきます。
実際にどういうサービスがあるのか、少し調べてみました。
コスメが試せるサイト | ブルームボックス
自分に合ったコスメをビューティーアドバイザーが選んで、毎月送ってくれるサービス
ファッション（洋服）レンタルならメチャカリ
返却期限がなく、何度でも気に入った洋服を借りられるサービス
airCloset(エアークローゼット)
スタイリストが利用者に合った服を選んで、レンタルできるサービス
どのサービスも面白そうですね。
返却期限がない洋服レンタルサービスがとても気になりました！
気に入ったら引き取り価格で購入したり、60日間借り続けるとそのまま貰えるなど、とても興味があります！！
顧客との長期的な関係性を築く事がより重要視されている
顧客との良好な関係を築く事ができれば、長期間にわたって商品やサービスの利用が見込めます。企業やお店のファンを増やすといった工夫が重要になっています。
“定期購入やサブスク”は、利用者が不要になった時、更新時期になったら解約する事ができるので、利用開始がとても気軽です。
こうした利用に対する気軽さが、商品やサービスで溢れている現代にとても良くマッチしているように思います。
ですが運営者にとっては、“いつでも解約できる”というのはデメリット映るかもしれませんが、気軽に利用を再開する事ができるとも言えます。一度解約しても、また再加入してもらえる事も考えられます。
ですが似たような商品やサービスは沢山あるので、一度解約した方が再加入しよう！と思えるような顧客との関係性が重要です。
私も動画配信サービスに加入していますが、見たい時期と、見なくてもいい時期があるので、加入したり退会したりを繰り返しています……。
似たようなサービスが沢山ありますが、以前から利用していたサービスに戻ってしまいます。
サブスクや定期購入ではないのですが、私には通販でリピート利用しているお店があります。
梱包がとても丁寧だったり、開ける時に取り出しやすくなっているなどの心配りにとても感動した事と、梱包材に購入した商品と関連する絵柄を利用していたので、届いて箱を開ける時にとても楽しい気持ちになって以来、とても気に入っています。
通販では人との関わりが希薄になりますが、細かな部分にこだわる事で、顧客の心をつかむ事ができると実感しました。
サブスクや定期購入といったサービス利用はご相談ください
サブスクや定期購入といったサービスを始めたいけど、わからない……という方。大丈夫です！弊社では定期購入を利用したカート構築の実績があります！ご相談ください。
カラーミーショップの持つ定期購入機能や、カラーミーリピートといったサービスを利用したネットショップをご提案いたします。
カラーミーショップ（https://shop-pro.jp/）
カラーミーリピート（https://colorme-repeat.jp/）
