情報収集に適したメディア、“キュレーションサイト”とは?

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キュレーションサイトとは、“まとめサイト”のこと

以前にWebサイトで“キュレーションサイト”とか“キュレーションメディア”と聞く事があり、何のこと?どういう意味なの?どういったWebサイトなの?と疑問が生まれた事がありました。
SNSや検索について触れていくと、結構な頻度で“キュレーションサイト”という言葉を目にします。

キュレーションサイトとは、特定のテーマについて情報を厳選して、内容を整理したサイトのことです。
一般的には“まとめサイト”なんて呼ばれたりします。

まとめサイトは、自分で情報を集めて調べていくよりも、必要な情報がまとまっていて、わかりやすく紹介されている事もあって、利用者から人気が高いコンテンツです。

目的は、増え続ける膨大な情報を整理して届けること



今やWebサイトは膨大な数が存在していて、今も増え続けています。
そんな中から自分にとって価値のある情報を探すのは大変だし、時間もかかります……
調べたり探したりすればわかるけど、アレもコレも見るのは面倒!時間がもったいない!
そう思いますよね。

そこで生まれたのが“キュレーションサイト”です。
知りたいテーマについて情報がまとまっているので、欲しい情報を探し回る手間も少なく、調べる時間がグッと短縮できて効率的です。

一般的なWebサイトよりもアクセス数を伸ばしやすい

有益な情報がまとまって紹介されていれば、リピートして訪問しますし、アクセスする方も増えますね。
一般的なサイトでは、製品情報やブランドを調べる時には便利ですが、他の物は?となると別サイトを探しに行かなければならないので、一か所で様々な情報を集められるキュレーションサイトは人気が高く、アクセス数が伸びやすい傾向にあります。

キュレーションサイトは増加している

スマートフォンやタブレットなど、インターネットがより手軽になった事もあって、単純にアクセスする方増えました。
また様々なコンテンツで溢れている現代において、コンテンツを体験する“時間”が重視されています。
知りたい情報を集めるために、いちいち多くのWebサイトを見て回るのは時間がかかるし、なによりも大変なので、キュレーションサイトが人気を集め、増加傾向にあるようです。



運営者にとっても利用者の注目を集めやすく、短期間でもアクセス数を集められる可能性が高いのがキュレーションサイトです。
サイトを立ち上げて運営し、広告収入やサイト自体の課金化、ECサイトなどにして、大きなリターンが見込めるかもしれないキュレーションサイトは魅力的なので、新規参入を考える運営者も増えています。

キュレーションサイトが増えると競争が激しくなるので、これから参入を検討する際には他との差別化や付加価値といった戦略が必要になりそうです。

まとめ

“キュレーション”という言葉は、英語からきていて、美術館や博物館の館長を意味する“curator(キュレーター)”が元です。
キュレーターは沢山ある展示物の中からテーマに沿って収集し、展示しています。
この意味合いを元にして、Web上にある情報をテーマに沿って選別する事をキュレーションと言うようになりました。

記事の正確性や、写真の利用には注意が必要

キュレーションサイトを利用する方は、“自分が調べるよりも価値のある情報”を求めています。
もしも不確かな情報や、間違った情報が掲載されていたらどうでしょうか……
サイトを信頼して情報を見ている方にとって、不利益になりかねないので、継続したサービス運用が難しくなるかもしれません。
Webサイトの根本にある“価値のある情報を届ける”という事を忘れてはいけません。

キュレーションサイトは、既に存在している情報を元にしてコンテンツを作ることになります。
元となる記事や写真には著作者がいるので、無断で使用してしまうとトラブルに発展しかねません。
また既存の情報をコピーしただけになると、重複コンテンツを作る事になるので、コンテンツを作る時には注意が必要です。

著作権について理解したうえでコンテンツを作る必要があります。
もしキュレーションサイトを作る事があれば、掲載する情報の正確性や写真の権利などに十分注意してくださいね。
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