アレ?昔のWebサイトはどうだったっけ?
いつからこうなっているんだろう?
Webサイトを運営していると、時々過去にさかのぼって状況を確認したいことがありますよね。
そんな時の為に、更新する度にバックアップを取ってあればいいのかもしれませんが、作業をする時点ではそこまで気が付かない事もよくあります。
古い情報を見たい・出してとなった時に困ってしまいますが、世の中には便利なサービスも存在するのです。
インターネットアーカイブに保存されていれば過去のWebサイトでも見る事ができる
インターネットアーカイブというサービスはご存知ですか?
Internet Archive: Digital Library of Free Books, Movies, Music & Wayback Machine
このサービスは、インターネット上に公開されたWebサイトを保存し、削除されてしまったコンテンツでも閲覧する事が出来るサービスです。
2001年10月からスタートしたサービスで、膨大な量のWebサイトを保存しています。
利用には登録や費用は必要なく、インターネットアーカイブのWebサイトにアクセスが出来れば誰でも無償で利用する事ができます。
閲覧できるといっても、完全な状態で表示できない事もあったり、Webサイトの構造によってはリンクボタンを辿って、全てのページを開く事ができないこともあるのでその点には注意です。過信は禁物ということですね。
巡回は不定期なので、見たい日付のデータがあるとは限らない
Webサイトの情報を収集するスケジュールは不定期です。なので見たい日付丁度のデータを確認する事はできませんが、見たい日付から近い日に収集されたデータを見るような使い方になると思います。
頻繁に更新されているようなニュースサイトの場合は使いにくいかもしれませんね。
それでも公開してからの情報を不定期でも保存してくれているので、いざという時に役立つ場面があるので、覚えておくといいと思います。
寄付金に依存するサービスなので巡回頻度が少ないのは仕方がない
無償で利用できるサービスなので、Webサイトからの収入がなく、寄付金による運営を行っているサービスです。
サービス開始当初と比べると、現代では巡回べきWebサイトの数が大きく増えているので、それだけサーバーの経費や運営費がかさみます。
それによる巡回頻度の低下もしかたないですね。
欲しい日付のデータがない!とかきちんと閲覧できない!とかそういう事もあるかもしれませんが、無償で使えるサービスなのでお値段なりだと割り切りましょう。
どうしても欲しい日付のデータが欲しい!という場合は、自信でバックアップを取る習慣を身に付ける様にしましょう。
消してしまうと取り戻す事が難しいものなので、自己防衛は必須です。
うっかり忘れてしまったとか、なんとかならないのは知っているけど何かないかな?という時に「もしかしたら・・・」とダメ元で探してみるのも一つの方法かもしれません。