スマートフォン対応を基に検索結果へ反映される
Googleがモバイルファーストインデックス・・・横文字でわかりにくいですね。
スマートフォンなどの携帯端末に最適化されたホームページを評価の主軸にして、順位を付けるように仕組みを変更するという告知がありました。
勧告は以前からありましたが、本格的に動くようです。
利用する方は全く気にしなくても問題ありませんが、運営する方は非常に気にしてください。これは大きな問題ですよ。
スマートフォン対応がより必須に
スマートフォンの普及率もかなり高まり、もはや一人1台スマートフォンを持っているような時代です。
いつでもどこでも高速インターネット回線を使って、手元の端末で簡単にインターネットから情報を引き出す事ができるようになりました。
利用する方からすれば、サクサク表示されるホームページを見たい!スマートフォンの画面に見やすく表示されているページを優先的に見たいと思うものです。
なのでスマートフォンで見やすく最適化されたホームページとなっているか?という点を重視して上から表示した方が合理的ですね。
情報を検索する時にはGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って調べると思います。
出てきた結果、上から順に見ていくと思うんです。
いきなり3ページ目に移って見始める・・・なんてトリッキーな方は稀でしょう。
なので一番有益だと思われるページが先頭に表示されるよう、GoogleやYahoo!は頑張っているわけです。
時代の変化から、スマートフォンで見た時に見やすく・操作しやすく・十分な情報を引き出せるホームページを検索結果の上位に出したい・出てほしいという要望も高まりました。
つまりスマートフォンで表示した時に文字が小さすぎたり、ボタンが小さすぎて押せなかったり・・・
スマートフォンの機能で拡大すれば見れるかもしれませんが、情報を読もうと思っても操作が難しくイライラしてしまいます。
せっかく見てもらえても、相手に不快感を与えてしまってはスグにページから去ってしまうでしょう。
今までは見た人だけでしたが、今後は検索順位に反映させるためにページを巡回しているロボットも、スマートフォンに最適化されていないとあまりいい評価をしてくれなくなるかもしれません。
検索結果の表示にも変化
スマートフォンを使って検索をする時、検索結果の表示が以前と変わりました。
以前であればパソコンと同じ様に1・2・3・・・・とページに分かれていましたが、今では「もっと見る」と表示されています。そのボタンを押す事で更に検索結果を表示していけるという仕組みです。
この表でも、もっと見るを押せばどんどん出てきますが、面倒です。上から表示された方が有利な事はかわりませんね。
従来の方式はこうでした
従来はパソコン表示はパソコンに特化した基準で順位を付けていました。
パソコンのサイトを元にクオリティや情報量を判断して順位付けをし、スマートフォンで表示した際はスマートフォン対応できているサイトは加点するような形で順位を変更して表示していました。
なのでスマートフォンページは検索結果の順位を判断する材料としてメインではなかったのです。
スマートフォンで検索したとき、スマートフォンにきちんと対応している物は上位に、そうでない物は順位を下落させて調整していました。
先ほども説明したように、スマートフォンで検索したときには、スマートフォンで見やすいページが上位を占めているほうが検索した方の満足度も高まるからというのが主な理由です。
従来より表示の差がより顕著に
従来よりもスマートフォン対応の有無で順位付けがされるので、もしスマートフォンに対応した構造になっていなければあまりいい評価が得られなくなる危険性が高まります。
スマートフォン専用に作り込んだサイトを用意するか、レスポンシブWEBデザインでサイトを作り上げ、早急な対応が必要です。
検索結果への反映は順次行っていくそうですが、いづれは自身のWEBサイトにも反映される物ですので、スマートフォンに対応しているか、スマートフォンで表示したときの速度や文字サイズ、ボタンの押しやすさといった使い勝手は悪くないか?といった点をチェックしましょう。