50年の歴史を未来へ繋ぐ:東光こども園ウェブサイトリニューアル成功事例

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長岡の東光こども園は50周年を迎え、アテンドのサポートでウェブサイトを大幅にリニューアルしました。園長先生に、リニューアルの背景や目的、そして新しいウェブサイトの効果についてお伺いしました。

企業プロフィール

社名 学校法人 東光学園 東光こども園
事業内容 保育事業
サイト https://www.toko-kids.com/
リリース時期 2023/12/21
取材日 2024/05/13
担当 園長 長尾 真 様
アテンド担当者 小川
東光こども園 園長 長尾様

リニューアルの背景と目的

小川園長先生、今日はお忙しいところ時間を割いていただき、ありがとうございます。今回は東光こども園のウェブサイトリニューアルに焦点を当てたお話を伺いたいと思います。まずは、リニューアルを決意された背景についてお聞かせいただけますか?特に、50周年という節目が一つのきっかけになったと伺いましたが、それ以前からリニューアルを考えていらっしゃったとか、どのような理由があったのでしょうか?
長尾 様はい、おっしゃる通り、50周年という大きな節目が私たちを動かす一つのきっかけでした。それに加えて、もう一つ大きな理由があります。それは、ウェブサイトに掲載している写真が古くなってきていたこと、そして園で取り組んでいる教育内容や時代背景が変わってきたため、それを視覚的にも新しく表現したいと思ったからです。私たちは保護者だけでなく、地域の人々や幼児教育に関わらない方々にも、現在の幼児教育がどのように進化しているかを伝えたいと考えています。そのためには、単に営業的な役割を果たすだけでなく、教育的な価値を伝えるウェブサイトが必要だと感じていました。

Instagramの活用とその効果

長尾 様 園の保育内容を視覚化し、見える化する手段としてInstagramを今回始めました。ありがたいことに少しずつですがフォロワーが増えていますし、そこからホームページにアクセスする人もいるのではないかと考えています。
Instagramから幼児教育に興味を持ってもらえればありがたいと思っています。だから、Instagramとホームページがリンクされているという点は良いと感じています。将来保育教諭を目指す学生もInstagramからホームページにアクセスしてくれて、その流れが徐々にできているのではないかと思います。
小川園の考えを発信する場所として再構築したかった。ということでしょうか
長尾 様保護者向けにはメールがあったんですけど、東光こども園として対外的なものはなかったので。園の保育内容や考えがどう変わっていって、何が変わってないのかとか、発信ができていませんでした。
Instagramでは保護者以外の方、実際東光こども園を卒園してもう高校生になった人がフォローしてくれたりしています。将来保育教諭を目指す学生たちもそこで情報を得ることができ、何かバズったりすれば多くの人がホームページにアクセスすると考えています。そのため、採用面でも効果が期待できると思います。

私たちのホームページがインスタグラムにリンクされていることは、非常に大きなメリットだと思います。さらに、ホームページを通じて「こういう風に幼児教育が行われているんだ」と理解していただければありがたいです。幼児教育は大きく変わってきており、インスタグラムだけでは伝えきれない内容もあります。

例えば、「幼保連携型認定こども園」や「食育」についてもそうです。ホームページには多くのコンテンツが掲載されており、インスタグラムを入口にすることも可能です。しかし、より深く知っていただくためにはホームページが必要だと考えています。
そのような発信の役割をホームページが果たすと考えています。

打ち合わせの様子です!

プロジェクトの進行と協力

小川プロジェクトの進行ですが、当初サイトマップからご提案して、その各ページについて、どういった内容を掲載しましょうか?と段々と概要から詳細へ詰めていくような進行を取りました。
長尾 様僕自身が忙しかったので、小川さんが大枠を勧めてくれたことは本当に助かった。
一部、委ねてしまった部分もありますが、提案を基にホームページの構築ができたと思います。自分一人ではなかなか難しい。アイディアと時間が足りなかったので、その点は本当に助かりました。
小川50周年記念の最初のステップは、まず50周年記念の動画を作ることでしたね。ゲームをイメージした動画を作り、大きな印象を与えたいというリクエストがありました。このリクエストがあったからこそ、大きなステップを踏み出すことができました。何もないところからこのように進めていくことはできないので、園長からの要望は非常に重要だったと、私も感じています。
長尾 様確かに、50周年という節目が進行を容易にしたと思います。また、デザイン面では、写真が多いのが特徴で、他の園からの問い合わせも多くあり、「どこで作ってるんですか?」といった質問を受けることも多くありました(笑)。

コンテンツと機能の充実

長尾 様例えば、前のホームページから引き継いだ1日の流れのコンテンツは、他の園でも取り入れられていて、スタンダードになっています。

朝何時に来て活動し、昼食を食べて帰るという流れが、この辺の園で全て取り入れられています。私たちが発信源だったのかもしれません。これはつまり求めているデザインが可視化できたからこそだと思います。
また、必要な情報と機能に関しては、イベント受付の「ふぁみりん」が便利です。メールで申し込みができるようになったので、手間が少なくなりました。イベントも「受付中」「キャンセル待ち」「満席」と管理画面で状況に応じて変更できて、さらにそれに応じて入力いただく項目も変わるという応募フォーム。この機能は大変助かっています。実際このイベントから入園が決めていただいた方もいらっしゃいます。

また、「東光シネマ」という動画機能もあります。これにより、私の作業量が減ったのもあるんですが、保護者は以前は3ヶ月前までしか遡れなかった動画を、これからはいつでも見ることができます。これは、保護者や祖父母にとって大きな利点です。YouTubeのプラットフォームを利用しているので、テレビにも映し出すことが可能だと思います。

一般からの反応

小川一般の方から何か反応とかあってありましたか?
長尾 様保護者に関してはその入園に関する情報は「ホームページにから確認してくださいね」と伝えてあって。だからホームページはまず見てもらっているのかなーっと印象を受けてるんだけど。先程のように他の園さんからの反響が多くあります。
2014 年に始めるときは、もう他の園さんも本当に全然つくっていなくって。

だけど、ここ2-3年になって実際他の園さんからの問い合わせあったりとかしてるので、意識は上がってるなと感じています。
この業界遅れてるんですけど、全体の底上げができてきてるんじゃないかなと思っています。企業さんは当たり前にホームページしっかりしてきてるので。
例えば、うちの遊具見たいとかってホームページから来た新潟の園さんもいました。
小川そういえば、遊具について紹介はなかったですね。屋内の紹介は充実させましたが。そういうのもインスタから掲載してっていいかもしれないですね。
長尾 様確かに!インスタはまだうまく使えてないんだけど、その、遊具だけのものもできるんですよね? 細分化して。なんか写真とかの上になんか丸っこいのがいっぱいあって。まとめられたりするんですよね。
小川あれはストーリーですね。フォローしてる人は 24 時間しか見ることができないけど、過去のストーリーをピックアップでまとめ表示しておける機能があります。
長尾 様いいなあそれ(メモ)。
ちょっとそういうのも考えながらやっていきたいですね。

園内の反応と今後の課題

小川反応という面では園内の先生とかはいかがですか?
長尾 様先生は変わったのは皆さん知ってるんだけども、常に見に行くっていうようなものでもないと思うので。まあ園の職員に向けてっていうのはそこまでないんだけど、「園長の机」はやっぱり影響結構大きいんじゃないかなと思ってるので、ちょっとまだやってないくせに楽しみです。結構いろんな言葉があるんですよ。
今教育トレンドじゃないけど、「非認知」「教育レジリエンス」「OECD」の何々がどうのこうのとか、すごいいっぱいあるんですよ。それって結構忘れるって言うか 1 回聞いてあれ何だったっけ? とかむしろ聞いたことない人の方が多いと思うので、今幼児教育ってこんなに考えて進んでるんだなとか。まだ与えきれてはないのかなと思うんですけども。先生への教育の意味でも早く充実させていきたいですね。

課題と学び

小川今回のリニューアルを通して直面した主な課題。何か学びとかありましたら教えて下さい。
長尾 様やはりまずは見ていただかないと何も始まらないので。どこから見に来ていただくか。その周知方法はひとつ課題かなと思ってます。そうですね。今回インスタを初めていますけど。それ以外の点でもっと周知を考えなきゃなっていう感じですね。
今後の展望としては、まず一つ課題にあった「園長の机」を充実させていく。僕がやれば完結します課題ではありますが。今後ホームページを使ってはやっぱり就職に関わる部分をもうちょっと何かテコ入れしたいなと思っています。 あと、遊具の部分はすごくいいですね。
小川最近ですと東光こども園は学童を始められました。そのあたりも発信していきたい希望もありますか?
長尾 様今学童についての情報はインスタのみなので。例えば学童のホームページとリンクできると。また全然情報量も変わってくると思うので、インスタだけって結構怪しいじゃないですか。
やっぱりホームページと合わせて「あーなるほど。こういう施設であれば」と説得できる部分があるのでそこはちょっとリンクしていかなきゃいけないなと思っています。
今後の展望としては、まあまあ。どうなんすかね? 先がわからないですよね。本当にインスタだけで良いのかとか。今またいろんなの出てきたりしてて。しっかりとそこは見極めていかないといけないと思うんですけども。
ありすぎてもダメだと思うんですよね。本当に人事が足りてもその広報がいないという部分で、役割を果たしてもらいたいので。

長期的な利用とアドバイザー的な役割

小川アテンドのホームページのお客様は長期にわたってサービスご利用いただく方が多くいらっしゃいます。そういった点について、もしよろしかったらメリットとかありましたら教えて下さい。
長尾 様やっぱりこうやって対面で話して園の悩みとか、第三者の方と話せる情報を持ってるので、これしたらどうですか?とか提案がすごくありがたかったし、「園長の机」なんて小川さんが考えてくれたんですけど、それに関してはすごくメリットあると思って何ですかね? アドバイザー的というか?
園長の考えっていうのは本当大事だと思ってて。ただ書き方によっては簡単に炎上する時代になったので、みんな控えてる部分もあるのかなと思いつつ。だからそのバランスというか突っ込みすぎないようにしないといけないんですけど。でもギリギリのラインも攻めないと本心が出てこないと思うので。

我々の扱ってるものはやっぱり製品じゃなくて、その「人となり」や「考え方」であったり職員の園全体の考え方っていうのが一番だと思ってるので、そこはやっぱり選んでもらいたいんですよ。
ここが空いてるからここでいいやとか、家近いからここでいいやじゃなくて。選んで園を理解してもらって入っていただくというのは保護者にとっても絶対いいと思うんですよ。
で、我々としてまた卒園してた時に東光こども園で良かったって言われるのはやっぱり嬉しいですし。だから園の理念。を知っていただく。っていうのがやっぱり一番ホームページの役割として大切な目的と考えています。

まとめ

小川今日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。まだまだ成長のみ込みのあるサイトとしてお話できました。東光こども園がもっと素晴らしい場所になれるよう我々お手伝いさせていただければ嬉しいです。
長尾 様こちらこそ、ありがとうございました。小川さんのおかげで、本当にいいサイトができたと思っています。また何かあれば、よろしくお願いしますね。
小川もちろんです!これからも引き続きよろしくお願いします。
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