作業箇所は本当に1箇所だけなのか?
Webサイトを運用していると、どうしても変更や追加が出てきます。
これは自身の伝えたい情報や正しい情報を掲載して、Webサイトの質を高めていく為に必要な事ですね。
ブログのように記事を追加して、蓄積していく事も同様です。
ですが、ボタンを追加する。文章を変える。相互リンクを貼る。開設したブログリンクを設置する。など様々な作業について、1箇所だけ作業すれば完了!なんて事もあるかもしれませんが、よく見ていくと様々な箇所にも作業が派生する事があります。
派生するパターン1.ナビゲーションの整理・レイアウト変更
例えば現状持っているWebサイトのデザインと同じデザインでショッピングカートを作るとします。
そうした時にはショッピングカートの構築だけに目が行ってしまいますが、他にもやるべき作業が発生します。
それは「リンクボタン」です。
現行のページにリンクバナーを設置する場合であれば、バナーの制作作業が必要になりますね。
バナーを設置する箇所がない場合は、レイアウトの変更も必要になるかもしれません。
ナビゲーションに追加する場合であれば、レイアウトを作り直して、収まるように手を加える作業も出てきます。
派生するパターン2.スマートフォンサイトの調整
もしスマートフォン専用にサイトを作ってあったならば、パソコン向けページで作業した内容と同じ作業をスマートフォン専用サイトにも施さなければなりません。
2つのWebサイトで違う情報が掲載されていては混乱してしまうので、片方を直したらもう片方も忘れずに修正を加えましょう。
またショッピングカートなど、他にもWebサイトを持っている場合は、そちらも手を加える必要があるかもしれません。
例えば住所が変わったとか、扱っている製品情報が変わったとか・・・そんな場合には、他にも同じ情報を扱っているページはないかをチェックして、更新箇所を確認するようにしましょう。
ページリンクから全てのページを辿るのは難しい
更新をしよう!となって作業し、チェックする場合、Webサイトをブラウザに表示させて、確認していくかと思います。
ですがそれでは見落としが出てしまいます。
思わぬ箇所にページリンクがあったり、一部からしか閲覧できないページがあったり・・・こうしたリンクの見落としが問題です。
ブラウザで表示して、目で見てチェックする作業は最後には必要ですが、その前にWebサーバーに接続して、全てのファイルを開いてチェックしていく事をお勧めします。
この時に使っているエディターの機能で検索をかけていけば、よりスピーディーに確認が取れます。
最後にURLを直接入力してブラウザで表示確認をすれば完璧です。
リンクを変更・追加した場合は必ずクリックして機能している事も忘れずに確認しましょう。
ただしこの確認方法は、テキストで入力されている事が前提となります。
画像内の文字は検索対象にすることができないので、目視によるチェックが必須です。
まとめ
新規でページを追加する場合、追加するページの作業ばかりに目が行ってしまいますが、どうやってそのページへリンクさせるのか?という道順も考える必要があります。
その時にナビゲーションにリンクを追加するのか、リンクバナーを作って設置するのか、特定のページにコンテンツを追加してそこからリンクさせるのか等々、様々な作業が派生する事が予想されます。
こうした作業も必要になる事も忘れないようにしてください。
Webサイトはページリンクでできています。
素晴らしいページを追加したとしても、どこからもリンクしていなければ、その追加ページが検索で表示される事を祈るしかありません。
露出が低ければ、その分見てもらえる機会も減ることになります。それではもったいないですね。
何かを追加・変更した時に、他に派生する作業はないだろうか?他にも修正前の情報が掲載されているページはないだろうか?と考え、チェックしていく事が重要です。