詳細情報はどこまで載せるのか
自社独自の製品なら、自社のWebサイトが一番情報が充実しているべきだと思います。
縦横などのサイズや製品のスペック、消費電力や火力など・・・その製品を設計した所でなければわからない情報も多々あるでしょう。
ですが販売している場合はどうでしょうか・・・
製品のスペックは、調べればメーカーに載っています。もしくはカタログにもあるでしょう。
確かに机や電子機器を買う時には設置場所の都合上、大きさが気になります。
さらにその製品に求める能力が備わっているかどうか、買い替えを検討している時は下位互換になってしまわないかなども気になる方もいるでしょう。
そういった観点から考えれば、メーカー並に情報が掲載されていた方が確かに有効かもしれません。
ですが商品のスペックだけを紹介しては意味がありません。
その商品を買う事でどういった生活ができるのか?
どういった困り事を解決できるのか?
どんな「いい事」が起こるのか?といった購入後のメリットや、その商品が間違いのない製品であることを購入者が安心できるような情報を伝える事の方が重要度が高いように思います。
だって、製品のスペックは調べればメーカーに乗っているのですから・・・
細かく紹介せずとも、既に確かな情報がしっかりと明記されているWebサイトや資料にリンクを貼ってしまえば、それで事足ります。
どんな情報を載せるのか?といった時に「スペックが・・・」「サイズが・・・」とカタログに載っている情報だけを扱うのでは、他と変わりません。
プラスアルファとして、その商品を手に入れる事で得られる気持ちや感覚といった事をきちんと伝えて初めて、「この商品がどうしても欲しい」と思うものです。
縦80cmで横110cm、奥行が30cmだからコレが欲しい!!とか、消費電力が従来製品の10%カットが出来ているから欲しい!!とは思わないでしょう。
こういうスペックを持っているから、手に入ったらこんな事に役立つ!と考えられる人はごく一部です。
「この商品はこういうメリットがあります!それはこれだけのスペックを持っているからです!」と、メリットを伝え、何故それが出来るのかという裏付けをしてあげるという順番ですね。
なのでカタログに載っている様な細かな製品のスペックを全て載せるよりも、その製品の持つ特徴やメリット、使用中のイメージ写真が最優先です。
製品のスペックは、サイズくらいなもので十分かもしれません。他は別途Webサイトに誘導させるリンクを設置してあれば大丈夫でしょう。
どうしても欲しい!と思ったなら、実際に設置できるだろうか?スペックはどうだろうか?と調べ始める物です。
カートなどに登録する場合、文字数制限がある場合がほとんどです。
その限られた文字数の中でスペックをズラッと書いていたら、商品のメリットを伝えるだけの文字量が入力できないかもしれません。
正しくメリットを伝え、「欲しい」という欲求を刺激できるようなものを心掛けるようにしてみましょう。